株式会社 宮下Member
創業者 浮村 俊夫
製材所が建てる「木の家」工務店が出来上がるまで
昭和20年創業の製材所「宮下木材」がありました。高度経済成長期、製材所は大きく伸びていきました。しかし平成に入ってから、大量生産・大量消費の時代に、震災・地球温暖化で、環境・構造・防火など木造建築が大きく衰退しました。その中で多くの製材所も姿を消していきました。住宅にも既成品の内装材が多く使われ、シックハウスも問題になりました。
木が使われなくなっていることと安全な家とはなにか、日々憤りと不甲斐なさを感じていました。製材所含め多くを悩んだ末に、木造住宅の普及と製材所の生き残りを懸けて、平成3年に宮下を立ち上げ、神戸市北区に「木の家」工務店を誕生させました。当時まだ珍しかった兵庫県産木材をふんだんに使い、家族が安全に安心して暮らせる空気環境と木構造「軸組工法」を考え、木と自然素材にこだわった家づくりをスタートしました。
社長 浮村 晋也
「ミヤシタの家」は人と地域、木と暮らし、それぞれを繋ぐ「木の家」です
私は、製材所の強みを活かした木の家づくりが出来ることを誇りに思っています。
地元兵庫県の林産地との繋がり、丸太を角材に加工できる製材工場。
兵庫県は、丹波市の山、宍粟市の山、多可町の山、神戸市の六甲山、林産地となる森林面積が多い県です。
キャンプや観光で山の近くへ行った時、『家(自邸)の木がここで採れたんだよ、素敵な山だよね』って、みなさんが子どもたちに伝えていく。
そう願って、兵庫県に建てる木の家には、各地域の兵庫県産木材を使用しております。
材木店として、兵庫県以外の各地域との繋がりがあり流通を担っていたこと。
兵庫県に移住されてくる方もいます。日本には、兵庫県以外にも林産地が多くあります。
北海道の方は、北海道産木材や、鹿児島県屋久島町の方は屋久島地杉のように。根を下ろす兵庫県産木材と共に故郷を感じる木を使ってほしいです。
海や浜辺がある地域なら、シーガラス、名産品がある地域なら、そういった木以外も含めて故郷を感じる暮らしのご提案もさせていただいております。
だから、訊ねます。「あなたの故郷はどちらですか?」と。
『製材所があるから出来る木の家づくり』いいなと感じたなら、ぜひご依頼ください!
会社概要
- 会社名
- 株式会社 宮下
- 会社サイト
- https://www.miyashita-lww.jp/
- 所在地
- 〒651-1101 兵庫県神戸市北区山田町小部字妙賀10-8
- 電話番号
- 078-596-0868
- FAX
- 078-904-7717