木は山でなく、港から運ばれてくるColumn

木は山でなく、港から運ばれてくる

木材はどこからくるのでしょうか。
当然、山から・・・といいたいところですが、実は多くの木材は港から運ばれます。
つまり、日本は外国の山から伐った木をたくさん輸入しているのです。
事実、日本は住宅や製紙用パルプ等に使う木の2割が「国産材」で残りの8割は外材です。

最近、ロシアやアフリカ、南米諸国の違法伐採が報道されていますが、どこの山の木を使うかということを考えるのがとても大切なのです。
いくら木の丈夫さや肌合いを生かした気持ちのよい家ができたといっても、それが外国の自然破壊や災害に加担しているとなったら、素直に喜ぶことはできません。
厳密に言えば日本の山でも同じです。
伐ったら伐りっぱなしの山から出た木か、きちんと伐った分、苗を植えている山かということも、環境のことを考える上で、非常に重要なことなのです。

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