お客様紹介

木のすまい仕様の家
新しいあたりまえに踊らされない木の家つくり

【シリーズあれから1年】

屋根の架構は、二階の屋根から一階の軒先までの葺きおろし。住む建築としての住居は、階段を登らずとも住む人の営みが完結する平屋の暮らしが理想ではないでしょうか。二階には、将来子供たちが就寝する部屋のみ。障子窓を開けると、おおらかな葺きおろしの大屋根がつくる大きな吹き抜けとつながります。この様を町並みで喩えたら、みんなの広場に見立てた居間に、各々の家の窓がそれに面している形。シェアハウスのように、一階の書斎、主寝室、二階の子供室が、大きな居間に面していて、水周り以外の個室も廊下を隔てず、冬暖かい居間につながることで温度のバリアフリーを実現。そのうえで、お互いの気配を愉しむ暮らしを提案しています。

 焼板張りの多い浜の町並み、その黒に馴染むよう外壁には黒の鋼板を張りました。屋根は低い軒をつくり、腰の据わった佇まいは前を歩く人たちが空を取り戻すのに一役買っています。低い平入りの玄関は、建具職お手製のナラの戸を引いて入ります。あえてそっけない正面は、隠れ家のよう。45度振った南向きL型の平面。入隅に設えたふたつの大きな窓から入る日射は、冬の暖を充分に提供してくれます。夏は格子雨戸を閉め、滑り込む日射を遮りながら格子がつくる陰影を愛でる。大きな居間を通って縦に風が吹き抜ける台形の断面のおかげで、夏もクーラーはお役御免なのです。

 引き渡して最初のお正月に生まれた小さな二つの命は、すでに自らハイハイをするまでになり、ご夫婦は、床の養生に余念がありません。今はまだ物置に過ぎない二階、このことが平屋使いができる証し。大工と建具職が造り付けた、木のキッチン、箱階段、障子、化粧柱、たくさんの本棚は、触れることができる木の設え。設計者としては、一日でも早く、子供たちの成長を信じて、養生を解き、天然乾燥の杉の床を開放してほしいと願っています。厚い杉の床を走りまわるちびっ子を早く見たいから。

[設計・施工]
ひょうご木のすまい協議会 正会員
株式会社 大塚工務店

2019年12月

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私たちが木の家をかたちにいたします

兵庫の木で作る注文住宅は、私たちが作ります。また、兵庫県のバックアップをうけ「県産木造住宅10倍増作戦」で兵庫県産木造住宅・木の家をご提供。

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