 |
|


兵庫県産木の現状と ひょうご木のすまい協議会

現在、日本の木材の自給率は18%です。すなわち82%も外材に依存し、外国から大量の木材が入ってきております。国土の中に森林がない国ならいざ知らず、国土の70%の山地を有し、戦後多くの植林を施し、今、伐採期の人工林が全国各地で経済・環境面において問題を醸し出しております。このことは日本経済の中で、輸出・輸入のバランスの弊害が、林業をはじめ農業、水産業の一次産業にしわ寄せを持ってきた事が原因となっております。
兵庫県におきましても56万haの山地を有し、1億m3(国有林含む)の木材が育んでおり、単純計算ですが一年に180万m3成長しております。県下で年間約3万戸の住宅が建っていますが、これら全てに県産木材を使用したとすれば、約90万m3(3万戸×30m3/戸)の製品木材を必要とします。これらは原木ペースでは180万m3(保留率50%)の木材を消費することになります。つまり、年間の成長とほぼ同じ量でまかなえてしまうのです。
山には大量に木が有るにもかかわらず、実際はごく少量の供給しか出来ていないのが実情で、林業の疲弊のみならず、環境問題にも大きな影を落としております。
現状を踏まえ、内地材=県産木材80%利用住宅を目指し、兵庫県のウッディーパーク構想と相まって協議を重ね、川上から川下に至る業界の皆様の理解の下、正会員と準会員にて、ひょうご木のすまい協議会設立に至りました。

木と地球環境

地球温暖化、シックハウス症候群、ダイオキシンなどたくさんの問題が近年クローズアップされ、様々な原因が挙げられていますが、山の荒廃もその原因の一つです。
木は大気中の二酸化炭素を吸って地球の温暖化を防ぎます。しかし、荒廃した木では二酸化炭素を吸いきれません。
山の木を整備するには、きちんとした流通が必要となります。ひょうご木のすまい協議会はそのために木造住宅の建設し、地球環境に貢献していきます。
木は地球温暖化を防ぎます。
大気中のCO2(二酸化炭素)を回収するには植物の光合成に頼らざるをえません。特に森林のCO2固定量は大きいものです。
森林といっても人工林と天然林と二種類あり、人工林は「循環する森」と言われています。伐採のあとはもちろん、植林をしてどんどん若い木を植えることが最もCO2の固定量を増やすことにつながります。
木を伐採することが環境破壊につながると勘違いする人が多いと思いますが、それは誤解です。確かに、熱帯雨林などの貴重な天然林は保護されるべきでしょう。しかし、人工林というのは、あらかじめ木が自然環境に循環することを目的にして作られています。天然林より人工林の方が、老齢木よりも若齢木の方がより多くのCO2を固定します。
役目を果たしてもバイオマスエネルギーとして利用されます。
現在、発電燃料として石炭、石油が使われています。しかし、これらの化石燃料は燃焼するときにとてもたくさんの二酸化炭素を放出してしまい、地球温暖化につながっていくといわれています。そこで、木材チップを混入することによって二酸化炭素を少なくしようという考えがバイオマスエネルギーです。これまで、廃材として捨てられていた木材がチップとなって最後まで地球に貢献します。

地球環境にやさしい「木の家」

兵庫県下で戦後植林された兵庫杉やヒノキは伐採時期を迎えており、伐採して山を育てていかないと二酸化炭素を吸収してくれません。木を伐採して家を建てることは地球環境を守ることにつながります。
そして、伐採の後はもちろん若い木を植林します。このリサイクルこそが最もCO2(二酸化炭素)の固定量を増やすことにつながります。

木材の育成とその利用のサイクル
森林は伐ったら植えてそだてることをくり返すことにより、無限の資源となります。ひょうご木のすまい協議会は兵庫県産木材を使うことで、兵庫県の森林サイクルに貢献していきます。
|
|
 |
 |
|

地産地消 -ちさんちしょう-

|
地産地消とは

地域で生産されたものをその地域で消費することです。「地域生産地域消費」の略

大量消費社会の大量生産・遠距離輸送での生産者と消費者の疎遠関係となりました。産地偽装などの事件が騒がれる昨今、地産地消では、生産から消費の距離が近いことで、両者のコミュニケーション効果が期待され消費者の安心感が得られると注目されています。また、輸送コストが安いという利点もあります。 |
ひょうご木のすまい協議会は地域で生産されたものをその地域で消費する「地産地消」の取り組みに賛同しています。
兵庫県下のひょうご木のすまい協議会が県産木材(兵庫杉、ヒノキ)を使用した「木の家」を県下に造ること・地域資源の活用が重要な意味があります。
地域資源というのは木です。これが柱、梁、などの構造材や床や壁などの内装に使われます。
さらに、もうひとつ地域資源があります。
自然素材である原木を住まいの部材にするためには、熟練の技術が必要です。原材料を製材・加工していく技術、大工や左官職人の伝統的な技術も地域資源です。
ひょうご木のすまい協議会木造注文住宅「木の家」は地域の木材と、地域の技術で「木の家」をつくっています。

1.地域の資源を収穫している様子。

2.地域の資源を製材・加工している様子。
3.地域で資源を使って、木の家を建てている様子。

4.地域の資源が、皆様の暮らしの舞台となります。
そして、地産地消を実践している木造注文住宅「木の家」では品質の安心の確保ができます。
生産者と消費者の距離の近さは、顔の見える関係を築きやすくなります。また、距離が近いということで、産地や品質がわかりやすくなり、産地や品質がわかることで消費者は安心を得られます。
ひょうご木のすまい協議会は、「木の家」に自信を持ってお客様に提供しているからこそ、生産者、木材、建築関係者を明らかにしおります。
※ひょうご木のすまい協議会では、産地見学会を開催し実際に「木の家」に使用される木、木材を見学いただいております。

|
|
|