兵庫県農政環境部農林水産局林務課からのお話

兵庫県農政環境部農林水産局林務課から「ひょうごの森のいま」をお聞きしました。

まずは、兵庫の森について、概要をお聞かせ下さい。

兵庫県地図兵庫県は面積の67%を森林が占めています。その広さは全国で14番目。その森林の内の42%が人の手によって植林された人工林です。人工林の約5割が杉、4割が桧であり、産地としては、大きく宍粟の杉と、丹波の桧といわれています。とくに杉に関しては40年から50年という、建築材料に使うには「旬」の時期を迎えています。

このように森林資源には恵まれている兵庫県ですが、残念ながらまだまだそれを活かしきっていないのが実態です。それ以上に、森に人の手が入らないことが問題視されています。

なぜ、森には手入れが必要なのでしょうか?

とくに人工林は間伐といって間引きをしないと、地面に日が届かず、下草が生えないため、保水力の弱い山になってしまいます。保水力の弱い山は、大雨のたびに土砂の流出や河川の増水を引き起こし、川下の町にまで被害が及ぶこともあります。

そこで、県としましても、様々な施策をとり、森林の活性化を図っています。ひょうご木のすまい協議会もその一環であります。木造住宅は、私たちに健康な住環境を提供してくれるだけでなく、木材が多く使われています。兵庫県産の木材で建てられる家の需要が増すことで、林業が活性化し、兵庫の森林の手入れも進みます。そこで、行政の垣根を越えて、兵庫の木を使ってもらうスキームをつくりだしてきたわけです。

森に目をやるだけでなく、町に視点をもっていったというところがポイントですね。

そうなんです。県には森林を守る責任があります。そのためには木材の消費を生み出さないといけない。そこで地域の工務店とタッグを組むことにしたわけです。彼らと植える→ 育てる → 使うという森の循環を産みだそうというのが、この取り組みの狙いでもあります。

具体的にはどのような施策を実行されていますか?

まずは、目でみてわかるものが必要だろうということで、ここ芦屋浜にモデルハウスを造りました。現在もここを拠点に情報を発信しています。また、彼らは一般消費者と顔の見える関係を築いています。そこで、産地見学ツアーや家づくり勉強会などを開催することで、兵庫の森林に興味をもっていただこうとしています。

さらに、具体的に県産材を使って建築を検討されている方には長期固定低金利融資制度を用意し、ひょうごの森の木を使うメリットを提供してます

フラット35より、ずいぶんお得な金利ですね。

そうですね。例えば2000万円、25年の融資をお受けになられた場合、総支払額で300万円くらいは違ってくると思います。これはひとつの条件ですが、こうしたことで、兵庫の森の木で家を建てようと考えてもらうきっかけになればと思っています。

最後に県民のみなさんにメッセージがあればどうぞ

森に手が入るということは、間伐によって、良質な木が育つことを意味します。ウッドマイレージという言葉がありますが、輸送コストを掛けずに・・・・つまり化石燃料を使わずに木材を運ぶことは地球温暖化防止にもつながります。ぜひ、兵庫の森林に興味をもっていただき、暮らしの中に兵庫の木を取り入れていただけたらと考えています。

私たちが木の家をかたちにいたします

兵庫の木で作る注文住宅は、私たちが作ります。また、兵庫県のバックアップをうけ「県産木造住宅10倍増作戦」で兵庫県産木造住宅・木の家をご提供。

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